記事によると「太陽光パネルの保守点検会社のアルバイト」として、工場の屋根上で作業にあたっていたところ、天窓のガラスが割れて転落したようです。
http://news.tv-asahi.co.jp/news_society/articles/000116765.html
そもそも15歳の少女に高所作業をさせることが違法です。
労働基準法では、「年少者の就業制限」があり、高さ5m以上の現場での作業を禁じています。
詳しい事情は分かりませんが、コスト削減のために安易にバイトを使ったのでは?、と思います。
高所ではなくても太陽光発電所は、高い電圧が流れており感電の危険もあります。
コスト削減も大事ですが、人身事故を起こしてしまっては会社存続が危うくなりますし、発電事業者にも多大な迷惑を掛けます。また、事故を引き起こした当事者や、その家族も大変なことになります。
やはりしっかり知識とノウハウを持った技術者が担当すべき、とO&M業界として、改めて肝に銘じなければなりません。
亡くなった少女のご冥福をお祈りします。
2017/12/18 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之