毎日、1個ずつ金の卵を生むガチョウを持っていた男が、欲張ってガチョウのお腹を割いてみたところ中には何もなく、ガチョウ自体殺してしまった。
大事に育てれば毎日金の卵が手に入ったのに、欲張ったばかりにすべてなくしてしまった、というお話です。
太陽光発電所も毎日、少しずつ売電して発電事業者に金銭的メリットを生み出します。
まさに『金の卵を生むガチョウ』です。
適切なO&Mをしていれば長く続くはずの売電メリットを、目先の利益だけを優先した結果、フイにしてしまう…。
例えば、
「遠隔監視は無駄な費用だから付けない」と目先の利益を優先すると、
長期間売電が止まっていることに気付かず、その間の売電分をロスしてしまった、とか。
また
「点検?今、発電してるから不要」と目先の利益を優先すると、
土砂崩れやパネル飛散の兆候を発見できず、崩壊してしまった、とか。
考えてみて下さい。
火力発電所や原子力発電所をメンテナンスしないで使い続けますか?壊れて当然ですよね。
太陽光発電所も同様です。適切にメンテナンスすることで、長期間安定的に発電させることができます。
せっかく金の卵を生むガチョウを持っているのですから、20年間ずっと卵を生んでもらいましょう。
適切なO&Mの実施が、それを可能にします。
2017/12/26 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之