創電のY社長とは10年来の知己でして(職人革命会の会員でもあり)、折を見て訪問し、さまざまな話をさせていただいております。
昨年、ビルを移転されたので一度ご訪問を、ということで、名古屋勉強会の帰りに寄らせていただきました。
10年ほど前、始めてお会いした時は住宅用太陽光が中心で、たしか社員が1~2名ぐらいだったかと思いますが、今では10数名まで増え、自社ビルを購入するなど、素晴らしい発展をされています。
Y社長はとても勉強熱心かつ行動力のあるアイデアマンで、太陽光発電の架台などメーカー製で満足できなければ自社で開発してしまいます。
今回移転したビルの壁面に設置した太陽光発電の架台も自社開発されたそうで、
「強度とコストでメーカー製よりも良いものができた」とのこと。
ビルの壁面設置の場合、太陽光パネルの方角・角度は自由になりませんし、影が掛かることも避けられません。それらを考慮して低照度でも発電量を稼ぎやすいソーラーフロンティアのパネルを選択しています。
「野立てで普通に設置するよりは当然発電量下がるけど、コストパフォーマンスは意外と悪くない。太陽光発電の販売店としてアピールできる」と言います。
環境のことを考えている企業としてアピールでき、ランドマークとしても目立つので、発電量の若干の減少分は広告費として割り切っているようです。
「当然、この架台の販売もしますし、設置工事も請けますよ」とのこと。
企業の環境対策の一環として、このような太陽光パネルを壁面設置したビルが今後増えるかもしれませんね。
2018/1/13 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之