発電所の点検機器の一つとして、先日、ソクラテスターをご紹介しました。
ソクラテスターは、太陽光パネルのマイクロクラックを簡易的に見つけるための機器ですが、他にもさまざまな点検機器があります。
例えば、サーモカメラもそのひとつ。サーモカメラとは、対象物の温度を目に見えるように撮影できるカメラです。太陽光パネルのホットスポットを見つけるために使います。
パネルのホットスポットに限らず、パワコンや集電箱、接続箱、キュービクルなどの異常発熱の発見にも使います。
電気が流れる部位で、なんらかトラブルが発生すると異常発熱することが多いので、いろいろと使い手がある機器です。
小型サーモカメラをドローンに積んで、空から一気に撮影する、という手法もあります。
ドローンを飛ばすコストが掛かりますので、小さな発電所には向きませんが、メガソーラークラスならば一気に撮影できるので、トータルコストの削減を図ることができます。
2018/1/4 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之