太陽光発電事業をやる上でバイブルとなる【事業計画策定ガイドライン(太陽光発電)】(資源エネルギー庁)によると、
「発電設備に異常をきたすような落雷・洪水・暴風・豪雪等の発生が予想される場合、事前の点検等を行うように務めること」
とあります。
実は、先週の台風でパネルが飛散した、という事故が結構発生しています。
どんなにしっかり作ってあったとしても、風が強すぎれば飛んでしまうことは避けられません。
そうではありますが、できるだけ飛ばないようにしたいところです。
可能ならば事前に現場に行き点検して、ネジの緩みなどをチェックしておいた方が良いでしょう。
とはいえ、管理している発電所が100ヶ所、200ヶ所とあれば、とても間に合いません。
災害は直面しないとなかなか事前対策では動けませんが、来てしまってからでは遅く、常日頃にどれだけ準備できているか、が大事です。台風が来る前に付け焼き刃でバタバタするよりも、定期的にチェックしておく方が望ましい、と言えます。
2017/10/28 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之