そして、「民間団体が定めるガイドライン」として、
「JEMA/JPEA太陽光発電システムの保守点検ガイドライン(2016年)」が挙げられています。
つまり、「適切な点検内容」=「太陽光発電システム保守点検ガイドライン」に準拠すること、と言えます。
O&M業者としては、擦り切れるほどにこの保守点検ガイドラインを読み込む必要がありますが、ここでひとつ大きな問題があります。
「準拠する」を、どう判断したら良いのでしょうか?
例えば、EV社の点検内容は、この保守点検ガイドラインに準拠しているのでしょうか?
準拠しているか、していないか、誰が判断するのでしょうか?
どのO&M業者もこの点は悩みのタネだと思います。
「準拠するとかしないとか、そんな細かいこと言わんと、保守点検ガイドラインに書いてあること全部やればいいんとちゃう?」という意見もあるでしょうが、これはコストが跳ね上がってしまい現実的ではありません。
そこで、今さらながら、この点を明確にするため、経産省とJPEAに直接質問してみました。
・準拠の判断基準はあるのか?
・自社の点検内容が準拠しているか、していないか、判断してもらうことはできるのか?
今回、明確な回答を入手しましたので、明日、公表します!
2017/12/8 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之