3ヶ月で50%以上発電量が回復。毎年点検しても数十万円の損失！？劇的に改善した理由とは【事例】

システム容量49.5kWの発電所を青森県に保有するK様。2020年3月に発電開始してから1年半で発電量が低下し始め、2023年3月以降は前年同月で30〜40%もの発電量が低下していました。

弊社にメンテナンスを依頼される以前・以後の太陽光発電所や発電量の状況についてお伺いしました。

発電所基数	1区画
発電所所在地	青森県
システム容量（kW）	49.5kW（パネル容量 103.68kW）
売電単価	19.44円（消費税込）

毎年メンテナンスをしていたのに30〜40%※の発電量が低下していた

※2022年3月時点の2021年同月比

青森県で低圧太陽光発電所を購入し、2020年3月から発電を開始しました。

システム容量49.5kW（パネル容量 103.68kW）、売電単価19.44円で、シミュレーションでは毎年97,000kWの発電量が得られ、売電収益が190万円弱となる想定でした。

最初は順調に発電をしていましたが、2021年の秋頃から発電量が徐々に低下し始めました。

2年目に入った2022年3月以降、前年同月比で30%～40%ダウンという月が続きました。

はい、販売元が紹介したメンテナンス会社に毎年の点検を依頼していました。

点検の内容はあまり把握していませんでしたが、毎年現場での点検をしていただいていたと思います。

ただ先ほどお伝えしたように、メンテナンスをしていたにも関わらず発電量の低下がひどくなってきたんです。

これはまずい、と頼んでいるメンテナンス会社に相談しましたが、販売時の担当者は電話もメールも応答せず。

サービス窓口がやっと対応し始めましたがこちらの要求には１か月以上も回答なく、パワコンの不調を調べるだけで、数か月が過ぎました。

発電量を精査することさえしてくれません。

非常に不誠実な対応だと感じましたが、今にして思えば問題の有無やその原因を特定するスキルがなかった、ということだったと思います。

以前のメンテナンス会社では埒が明かなかったため、きちんと発電所の状態を診断できそうなところはないか、インターネットで検索しました。

検索したところエナジービジョンさんのウェブサイトを見つけました。

他の太陽光発電メンテナンス会社のサイトもいくつか見ましたが、ほとんどは情報量が少なく、どのようなメンテナンスをしているのか分かりません。

エナジービジョンさんのサイトはメンテナンスについて詳細な情報を発信しており、ちゃんと発電量を見て現状を調べてくれそうだ、と思い問い合わせました。

現場に行かずに発電量解析だけで発電量低下の原因を推定されたことに驚きました

初回は無料で発電量解析をしてくれるとのことでしたので、初回面談で説明いただいた時にお試し気分で依頼しました。

後日、解析結果をZOOMで説明してもらいました。

発電量のデータといくつかの資料だけで、発電量低下の原因が推定されていたのには驚きました。

「雑草の繁茂」と「電圧上昇抑制」が原因の可能性が高い、とのことでした。

はい、雑草に関しては、かなり生えていることは分かっていましたが、そこまで発電量を低下させているとは思っていませんでした。

実際にかなり草が伸びていたため、急いで草刈りをしました。

「電圧上昇抑制」の件は、まったく考えてみたこともありませんでした。

依頼しているメンテナンス会社からは、その言葉を聞いたことすらありません。

エナジービジョンの山下さんから指摘を受け、電力会社に相談するようアドバイスをもらい、その通りにしたところ、急激に発電量が回復しました。

30～40%低下していた発電量が回復。前年同月比で150%以上に

6月まで前年同月で発電量が30～40%低下していたのが、前年同月比で翌月には10%の低下まで回復。

対策2ヶ月後には前年同月比で120%、3ヶ月後には135%となり7ヶ月後の現時点でも150%以上と好調な回復を続けています。

本当に相談してよかったです。

メンテナンス会社が毎年点検はしてくれていたので、それで十分と思っていましたが、

今回、発電量低下トラブルが発生し点検だけではダメだと分かりました。

しっかり発電量を解析し、低下し始めのタイミングで気付くことができれば、数十万円の損失を防げたのに、と今思えば残念です。

とはいえ、発電量解析の重要さに気付けましたので、今後の発電事業に自信を持って取り組むことができます。

伴走者としてのエナジービジョンにこれからも期待しています。