結論から書きますが、残念ながら太陽光発電は壊れます。現場を知っている者なら、この事実は当たり前です。
四六時中直射日光(紫外線)にさらされて、雨に打たれ、風に吹かれ、雪が降り、雷が落ち、夏は熱くて冬寒く、湿気が悪さして、ゴミが飛んできて、ホコリが積もり、雑草が伸びて、動物にいたずらされ、昆虫が入り込み、泥棒が電線を盗みに来る・・・。
これだけ過酷な状況下です、太陽光発電じゃなくても壊れます(笑)。
考えてみてください、車だってノーメンテで乗り続けたら不調になりますし、住宅だって修繕しなければ20年もたないでしょう。形あるものは必ず壊れる。これが真理ですよね。
だから定期的に点検して早めに不具合を見つけ、少しずつ手直ししながら使い続ける。
良いものを長く使おうと思ったら、こういう使い方をしますよね。
使い捨てにするものならメンテナンスは不要ですが、太陽光発電を数年で使い捨てにしますか?。収支を考えれば、是が非でも20年発電させたいところではありませんか?
ただし、どんなメンテナンスをいくらでやるのか?、がとっても大事です。
実は太陽光発電のO&Mというのは、奥が深い専門職なんです。
2017/11/04 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之