2025年01月08日
明けましておめでとうございます。
太陽光発電のO&M事業における現状と課題について考えてみます。
まず挙げられるのは職人不足が深刻化している点です。これまで経験豊富な職人が現場でその都度対応してきましたが、職人まかせのような手法ではもはや限界を迎えています。 「職人は貴重なリソース」という現実を踏まえ、今後のO&M事業を考える必要があります。
さらに、O&Mの品質問題が大きな課題となっております。旧態依然の内容から進化させることなく、発電事業者が求める品質を提供できていない場合が多々存在します。
例えば発電事業者が最も気にしている発電量の増減やメンテの費用対効果について、満足させられるだけの適切な情報を提供できているでしょうか?
当社が取り組む次世代型O&Mでは、従来、困難だったメンテの効果を数値で示すことが可能になりました。「発電管理」を精緻に行うことで費用対効果を把握でき、かつ、それをフィードバックすることでメンテの品質を継続的に高めることができます。
分散型電源として多数の発電所を効率よく管理することが求められる時代に、数値で管理できる次世代型O&Mは最適です。
当社はこの次世代型O&Mのリーディングカンパニーとして、業界の先頭に立って技術革新を推進しています。
本年も引き続き、次世代型O&Mの普及推進を進めO&M業界の発展に取り組むとともに、発電事業者の伴走者として持続可能なエネルギー社会の実現に貢献してまいります。