太陽光発電のO&M(オペレーション&メンテナンス)を行う、メリット・デメリットについてまとめます。
まず、デメリットは『費用が掛かる』という1点のみ。
対してメリットは以下のようにさまざまあります。
2.太陽光発電所の安全性を確保できる
A. パネル故障が原因の火災
B. パワコン、接続箱、集電箱からの火災
C. ボルトの緩みによる架台、パネルの飛散
D. サビによる強度低下による倒壊
E. 漏電による感電
3.太陽光発電所の売電利益の損失を最小限にできる
A. 系統側理由による売電停止
B. 草木による影
C. 太陽光パネルの汚れ
D. パネルの故障・経年劣化
E. パワコンの故障・経年劣化
F. 積雪による発電低下
適切なO&Mをせずに20年間故障しないで発電し続ける、ということはあり得ません。
「太陽光発電所は壊れる」という前提で、壊れないように予防保守を行いながら、壊れてもすぐに発見し軽微な故障の内に対策する、という適切なO&Mをお勧めします。
費用が掛かる、というデメリットに対して、得られるメリットの方が大きいと思いませんか?
2018/2/4 エナジービジョン 代表取締役 奥山 恭之